創価学会の任用試験対策と創価ネットの活用

任用試験 過去問題 【一生成仏】から

成仏とは、『成は開く義なり(御義口伝巻下 御書753ページ)』と仰せのように、自身の内に具わる(そなわる)「仏の生命」を開くことを言います。

開かれた「仏の生命」の境涯は、何があっても、どんなことが起きても『生きていること自体が幸福である』という、絶対的幸福の境涯です。

これに対して、物質的充足や欲望の満足による幸福感には、永続性が無く、一時的なものです。これを、相対的幸福といいます。

凡夫の身に仏界の生命が、本来、具わっているという画期的事実。そして、その仏界の生命を開くための実践の道を開かれたのが日蓮大聖人に他なりません。

一生成仏 任用試験 2014 より

◇成仏の「成(じょう)」について、大聖人は「成は〔28〕義なり」と仰せです。〔28〕に入る正しい言葉をア〜ウから選びなさい。解答番号は〔28〕

ア、作る
イ、成る
ウ、開く

正解:〔28〕=ウ

◇「何があっても、生きること自体が幸福である」という境涯を何といいますか。ア・イから選びなさい。解答番号は[29]

ア、相対的幸福
イ、絶対的幸福

正解:〔29〕=イ

一生成仏 任用試験 2015 より

成仏について、正しいものをア・イから選びなさい。解答番号は[24]

ア、死後に現実世界を離れた浄土に生まれること
イ、自身の内にある仏の生命境涯を開くこと

正解:〔24〕=イ

相対的幸福と絶対的幸福のうち、成仏とはどちらの境涯の確立をいいますか。ア・イから選びなさい。解答番号は[25]

ア、相対的幸福(そうたいてきこうふく)
イ、絶対的幸福(ぜったいてきこうふく)

正解:〔25〕=イ

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任用試験 過去問題 【十界】から

生命の状態・境涯を10種類に分類したものが「十界(じっかい)」です。

  1. 地獄界(じごくかい):苦しみにしばられた最低の境涯。『瞋(いかる)は地獄(御書)』といわれます。
  2. 餓鬼界(がきかい):欲望が満たされずに苦しむ境涯。『貪(むさぼ)るは餓鬼(御書)』。
  3. 畜生界(ちくしょうかい):目の前の利害にとらわれてしまい、理性が働かない「愚(おろ)かさ」をいいます。『癡(おろ)かは畜生(御書)』。
  4. 修羅界(しゅらかい):自身と他人を比較して、常に他人に勝ろうとする「勝他(しょうたの念」)」を強くもつ境涯をいいます。『諂曲(てんごく)なるは修羅(御書)』。
  5. 人界(にんかい):穏やかで平静な人間らしい生命状態をいいます。『平(たいら)かなるは人(御書)』。
  6. 天界(てんかい):さまざまな欲望が満たされて喜びに浸(ひた)っている境涯です。永続的ではなく「一時的な喜び」の境涯。『喜ぶは天(御書)』。
  7. 声聞界(しょうもんかい):仏の教えを聞いて部分的な覚り(さとり)を得た境涯。
  8. 縁覚界(えんかくかい):自然界など、様々な物事を縁として、一人で部分的な覚りを得た境涯。
  9. 菩薩界(ぼさつかい):「抜苦与楽(ばっくよらく)の実践:苦しみを抜いて楽を与える行動」で、自他共の幸福を願う菩薩の心の境涯。
  10. 仏界(ぶっかい):御本尊を信じて自行化他(じぎょうけた)にわたる「唱題行:南無妙法蓮華経のお題目を唱えること」に励む時、現すことができる福徳豊かな境涯。

十界 任用試験 2014 より

◇次の文は、「十界」のうち何界に当たりますか。ア〜エから選びなさい。解答番号は〔24〕〜〔27〕

●苦しみに縛られた最低の境涯・・・〔24〕界

●欲望が満たされずに苦しむ境涯・・・〔25〕界

●仏の教えを聞いて、部分的な覚りを獲得した境涯・・・〔26〕界

●根源の法である妙法に目覚めた尊極の境涯・・・〔27〕界

ア、仏(ぶつ)
イ、餓鬼(がき)
ウ、地獄(じごく)
エ、声聞(しょうもん)

正解:〔24〕=ウ・〔25〕=イ・〔26〕=エ・〔27〕=ア

十界 任用試験 2015 より

次の文は「十界」のうち何界に当たりますか。ア〜エから選びなさい。解答番号は[28]〜[31]

● 際限のない欲望にふりまわされ、苦しみを生じる境涯・・・〔28〕界

● 穏やかで平静な生命状態で、自己のコントロールが可能になった境涯・・・〔29〕界

● さまざまなものごとを縁として、独力で仏法の部分的な覚りを得た境涯・・・〔30〕界

● 求道と利他の実践で慈悲の心を万人に向け、行動していく境涯・・・〔31〕界

ア、縁覚(えんかく)
イ、菩薩(ぼさつ)
ウ、餓鬼(がき)
エ、人(にん)

正解:〔28〕=ウ・〔29〕=エ・〔30〕=ア・〔31〕=イ

十界互具について、正しいものをア・イから選びなさい。解答番号は[32]

ア、十界はそれぞれが、固定化された生命の境涯である
イ、十界のいずれか一界の生命にも、十界がすべて具わっている

正解:〔32〕=イ

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任用試験 過去問題 【南無妙法蓮華経】から

南無妙法蓮華経は、日蓮大聖人が覚知された、万人の苦悩を根本から解決する「法」であり、宇宙と生命を貫く根源の法です。また、日蓮大聖人の仏の生命であり、万人にそなわる法です。

仏の生命が、私たち自身の生命に厳然と具わっているのだと、信じることで、内なる妙法が顕れ、仏の境地を実現できるのです。そして、自身が本来、仏である、南無妙法蓮華経の当体であるということを知ることが人生の最大の喜びであると示されています。

南無妙法蓮華経 任用試験 2014 より

◇南無妙法蓮華経について、正しいものをア・イから選びなさい。解答番号は〔21〕

ア、南無妙法蓮華経は、万人の生命に具わっているとは限らない。

イ、南無妙法蓮華経は、日蓮大聖人の仏の生命そのものである。

正解:〔21〕=イ

◇「此の御本尊全く〔22〕に求る事なかれ・只我れ等衆生の法華経を持ちて南無妙法蓮華経と唱うる〔23〕におはしますなり」の御文の〔22〕・〔23〕に入る正しい言葉を、ア〜ウから選びなさい。解答番号は〔22〕・〔23〕

ア、余所(よそ)
イ、仏(ほとけ)
ウ、胸中の肉団(きょうちゅうのにくだん)

正解:〔22〕=ア・〔23〕=ウ

南無妙法蓮華経 任用試験 2015 より

「南無妙法蓮華経」について、正しいものをア・イから選びなさい。解答番号は[21]

ア、万人の苦悩を根本から解決する法である
イ、大聖人お一人の生命にだけしかない法である

正解:〔21〕=ア

「始めて我心本来の〔 22 〕なりと知るを即ち大〔 23 〕と名く所謂南無妙法蓮華経は〔 23 〕の中の大〔 23 〕なり」の御文の〔22〕・〔23〕に入る正しい言葉を、ア〜ウ選びなさい。解答番号は[22]・[23]([23]は3回あります。)

ア、仏(ほとけ)
イ、歓喜(かんぎ)
ウ、凡夫(ぼんぷ)

正解:〔22〕=ア・〔23〕=イ

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創価ネットの任用試験 2016 と教学講座

創価ネットの任用試験(2016年)の情報配信に先んじて、会館のVODの視聴が可能になっていました。

2016年の任用試験向けに、創価ネット(Sokanet)では、11月24日から、「任用試験(仏法入門)」の教学講座の配信が開始されました。また、VODでの配信は、なんと、【10月22日】から視聴できる状況にありました。ただ、残念なことに、各地区のモバイルSTBにはダウンロード配信がないとのこと・・。

創価ネットの任用試験2016と同じ会館VODですが

VODとは「ビデオ・オン・デマンド」という映像の配信で、「VODが利用できる会館等」、つまり、地域の創価学会の会館で視聴できるもの。

任用試験のVOD配信については、聖教新聞の平成28年10月22日付けに掲載されていたのですが見逃しておりました・・。聖教新聞はしっかり読まないといけません・・。

任用試験が11月20日に迫る中、10月中旬の地域の日程では、会館での任用試験の講座上映については全く触れられていませんでしたが、ほんの2日前、以下の日程が追加で出ていることを婦人部の幹部の方から伺いました。

任用試験講座上映日程(我が地域の会館)
10月28日(金):13:30 のみ。
10月29日(土):13:30と19:00。
10月30日(日):13:30と19:00。

上記の任用試験講座(VOD)の上映時間は90分ほどで、その内容を見ると、創価ネットでの『「任用試験(仏法入門)」の教学講座』と同じ。創価ネットでの配信はパソコンやスマホで閲覧できますが、やはり、任用試験受験者とその関係者が、会館でそろって視聴することの意味には大きいものがあります。

筆者の高校生の息子も今回、任用試験を受験することになっています。ところが、筆者自身、仕事の都合で息子の連出しが困難な状況。現状、青年部の応援をお願いしていますが、急な日程でもあるので難航しています・・。でもなんとか・・覚えれば良いというものではなく、信心の縁として、息子には触れさせてあげたいと思っています。

知識優先で任用試験対策をという場合、未来ジャーナル紙上で、教材の大百蓮華の要点をわかりやすくコンパクトに解説しているので、是非ご活用を。また、任用試験(仏法入門)問題と対策 では、任用試験受験者向けにまとめられたコンテンツを掲載しています。

任用試験の出題の要点がどこにあるのか。この点を踏まえた学習は重要です。それは受験者のみならず、合格担当の方が教える際にも極めて有益です。任用試験は現行、選択式のマーク方式なので、多くの練習問題もさることながら、要点を繰り返し学ぶことが効果的です。

以上。

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任用試験 2016 教学入門の説明を座談会御書講義で実施

2016年の任用試験が来月11月20日に迫っています。10月24日からは、SOKAネットでの任用試験特集及び配信が行われるとのこと。

そのな中、我が地区の10月度の座談会が、10月22日(土曜日)19:00に実施されます。そして、座談会には、今回の任用試験を受験する2名の婦人の方の参加が決まっています。

座談会では、筆者が、「地区部長の御書講義」を担当するのですが、拝読御書は「聖人御難事」。今回の御書は、任用試験の範囲である「拝読御書3編」とは違う御書です。しかし、なんとか任用試験受験者のためにもなる話をしたいと思いました。

そこで、聖人御難事の講義内容に、任用試験の仏法用語等の話を説明を加味することにしました。

聖人御難事の講義の中で触れる任用試験の仏法用語等は以下のとおりです。

  1. 信心即生活から「諸天善神」
  2. 難を乗り越える信心から「三障四魔」
  3. 一生成仏と広宣流布から「絶対的幸福」と「相対的幸福」

任用試験の教学入門の解説(聖人御難事講義版)

聖人御難事は熱原の法難の渦中でしたためられた御書です。

熱原の法難 とは ⇒ 大百蓮華の該当箇所を読み上げます。

以下、拝読範囲を座談会参加者全員で音読します。

『設い大鬼神のつける人なりとも日蓮をば梵釈・日月・四天等・天照太神・八幡の守護し給うゆへにばっしがたかるべしと存じ給うべし、月月・日日につより給へ・すこしもたゆむ心あらば魔たよりをうべし(御書1190ページ10行目から12行目』

諸天善神について(信心即生活)

強大な権力を持つものであっても、梵釈・日月・四天等の諸天善神が、日蓮大聖人を守護しているので決して罰することは出来ないと仰せです。

諸天善神とは、何か超能力のような力をもった実体のある神々・・などではありません。正法を持つ人とその国土を守護する、全宇宙のありとあらゆる善なる働きのことを言います。そして、諸天善神の働きは、信心の強弱によって決まります。(とは任用試験での解説にも)

過日の座談会でモバイルSTBの番組・「笑顔記念日」を拝見したことが忘れられません。

娘さんの難病という宿命を家族一丸で乗り越えるお話しでした。

命の危機に及ぶ事態があまりにも度重なり、「もう宿命なんか出なくていい・・」と思い詰めるまでに。それを、「宿命に感謝する」祈りで、一大転換したエピソードです。

宿命に感謝・・とは、なんという凄い信心かと思い、度々思い出します。 このエピソードはまた、究極の強き信心で、諸天善神のありとあらゆる善なる力を発揮させた結果とも言えます。

三障四魔難(難を乗り越える信心)

そして「月月・日日につより給へ〜」。
たゆむ心があれば、三障四魔にすぐに信心を食い破られてしまうから、すこしもたゆむ心があってはならないと仰せです。

この御書(聖人御難事)を頂いた門下の人たちは、大聖人の佐渡流罪にも退転しなかった信心強き門下です。その門下への仰せであることを考えると、広宣流布の戦いが常に、仏と魔との戦いであるということと共に、熱原の法難が、全門下にとってもいかに過酷なものであったかがしのばれます。

では、たゆむ心なく魔を寄せ付けない信心はどうあるべきか。

聖人御難事の別のところで大聖人は仰せです。
「各各(おのおの)師子王(ししおう)の心を取り出して・いかに人をどす(おどす)ともをづる(恐る)こと事なかれ、師子王は百獣にをぢず(恐ず)・師子の子・又かくのごとし」

「師子王の心」とは、最高の勇気であり決定した一念で取り出だす「何ものも恐れぬ」仏界の力のことです。これを、各々が一人一人が生命に持っているのだから、取り出だしていきなさいと仰せです。

池田先生は、解説の27ページで、「戦い続ける人、すなわち、常に仏界を開いている人は、魔を寄せ付けません」と言われています。

絶対的幸福 と 相対的幸福(一生成仏と広宣流布)

さて、師子王の心・仏界の生命を取り出すというのは、一生成仏の原理でもあります。

成仏とは極楽浄土に生まれ変わることではありません。「成は開く義なり(御書P753)」と仰せのように、自身に具わる仏界の生命を開いて、この現実の世界で、何ものにも崩されない、生きていること自体が楽しいという「絶対的な幸福境涯」を築いていくことです。

この絶対的幸福に対して「相対的幸福」があります。欲しい物や欲望が満たされた時に感じる幸福感ですが、いずれ必ず無くなってしまう幸福です。

任用試験の十界論で言えば「天界」の生命が相対的幸福といえます。(宝くじが当たって喜ぶ「スギちゃん」の写真を見せる)

【状況を見て、以下エピソード】

「絶対的幸福」の説明に、困難をむしろバネにする。頑健な人は、むしろ山道が険しいほどに、これを克服して喜びを味わいます。とありました。

実は、職場(夜間の肉体労働)の作業現場で、私が初めてトレーナーとしてついた25歳の青年が、その翌日に辞めてしまいました・・。ちょっとショックであります。

けしてイジメタわけではなく、やはり、作業量が多く、体力がついていかなかったようです。でも、50歳まで事務職だった私は、頑張って仕事に励み、今ではすっかり慣れて、取り組んでいます。困難をバネにするには、鍛えがどうしても必要です。

まずは、菊間地区の皆さんがお互いに励ましあい、各々が師子王の心を取り出して、元気いっぱいに、学会創立記念日の11月18日を目指して参りましょう。

以上です。

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青年教学2級 2016 の過去問題と練習問題

2016年の青年部教学試験2級の実施日は9月25日の日曜日。

試験日を直前にする時期、各受験者の状況にもよりますが、過去の出題問題や練習問題(ドリル)などが、出題の要点を絞る・把握する上で強い助けになるものと思います。

※ 下記に練習問題等へのリンクがあります。

今回、2016年(平成28年)の青年2級試験の出題範囲は以下のとおり。

開目抄(全編)
生死一大事血脈抄(全編)
日顕宗を破す

例年の出題は全5問であり、まず、以下のような構成になるでしょう。

問1:「開目抄」からの問題
問2:「開目抄」からの問題
問3:「生死一大事血脈抄」からの問題
問4:「生死一大事血脈抄」からの問題
問5:「日顕宗を破す」からの問題

青年2級受験者へのフォローについては、【受験者向けの「教学講座」は、SOKAチャンネル(放映)・SOKAnetともに行いません】とのこと。「開目抄」は市販の指定書籍を購入し、「生死一大事血脈抄」と「日顕宗を破す」は本年7月号の大百蓮華に掲載、とあるのみであります。そのボリュームたるやかなりのもの・・。

青年教学2級の過去の出題問題については、前回(2013年)・前々回(2006年)共に、「開目抄」と「生死一大事血脈抄」からの出題は無く、10年以上遡っての入手はかなり困難になっています。

それでも、なんとか入手を試みた結果、以下のサイトにて、なんとか、過去問題と練習問題を参照出来ることがわかったのでご紹介します。

青年2級向け 開目抄・生死一大事血脈・日顕宗を破す の問題集

青年2級向け【開目抄】と【生死一大事血脈抄】の練習問題と解答

青年2級 2006年と2013年の【日顕宗を破す】過去問と解答例

任用試験の場合、ここ毎年の実施で、例年、御書3編を除き、仏法入門故にほぼ同じ内容です。加えて、SOKAチャンネルVODの番組として配信される(モバイルSTBは除く)他に「教学講座」のSOKAnet配信まであって至れり尽くせりです(しかもマーク方式の出題)。

・・などと、弱気を吐いている場合ではなく、青年2級が本物の試験であるということであり、剣豪の修行の思いで臨んで参りたいと思います。

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上野殿後家尼御返事(地獄即寂光御書)任用試験2015要点/練習問題

任用試験2015に出題される御書:上野殿後家尼御返事(地獄即寂光御書)の要点を学習した後に、練習問題と解答が用意されています(マーク方式対応版)。

まず、上野殿後家尼御返事(地獄即寂光御書)の要点を学習しましょう。

上野殿後家尼御返事(地獄即寂光御書)の出題される本文

本文
『法華経の法門をきくにつけて・なをなを信心をはげむを・まことの道心者とは申すなり、天台云く「従藍而青」云云、此の釈の心はあいは葉のときよりも・なをそむれば・いよいよあをし、法華経はあいのごとし修行のふかきは・いよいよあをきがごとし(御書1505ページより)』

上野殿後家尼御返事(地獄即寂光御書)の背景

駿河の国・上野郷(静岡県中央部)門下である、上野尼御前の送られたお手紙です。上野尼御前は南条時光の母にあたります。

尼御前の夫・南条兵衛七郎は、文永2年(1265年)3月に重い病で亡くなりました。日蓮大聖人は苦境の中にある尼御前の心に寄り添って、包み込むように励まされています。

上野殿後家尼御返事(地獄即寂光御書)のポイント

法華経は「即身成仏(そくしんじょうぶつ)」・「地獄即寂光(じごくそくじゃっこう)」の法門であるので、上野尼御前の夫の成仏は間違いないと断言されています。「なをなを信心をはげむを」といあるように、ますます信心に励んでいく人が本当の仏法者であると述べられています。

「修行のふかき」とあるように、信心を深める姿勢について、天台大師の「従藍而青(じゅうらんにしょう)」(青はこれを藍より取りて、しかも藍より青し)ということばを通して教えられています。

上野殿後家尼御返事(地獄即寂光御書)の練習問題

問3、上野尼御前は、本抄をいただいた時、どのような状況だったか。正しいものをア〜ウから選びなさい(解答番号は〔8〕)。

ア、幼子を抱えながら、夫・南条兵衛七郎を病で亡くした苦難の中にいた
イ、自身が重い病にかかり、退転寸前だった
ウ、亡くなった夫が最後まで信心しなかったことから、仏法に疑問を抱いていた

問4、次の御文について問いに答えなさい。

法華経の法門をきくにつけて・〔9〕を・まことの道心者とは申すなり、天台云く「〔10〕」云云、此の釈の心はあいは葉のときよりも・なをそむれば・いよいよあをし、法華経はあいのごとし修行のふかきは・いよいよあをきがごとし。

●空欄〔9〕に入る御文・言葉をア〜ウから選びなさい(解答番号は〔9〕)。
ア、ますます瞑想にふける
イ、いよいよ退転の心をおこす
ウ、なおなお信心にはげむ

●空欄〔10〕に入る御文・言葉をア〜ウから選びなさい(解答番号は〔10〕)。
ア、桜梅桃李
イ、百花繚乱
ウ、従藍而青

●傍線Aの意味で正しいものをア〜ウから選びなさい(解答番号は〔11〕)。

ア、法華経は爾前経の教えよりも劣る教えなので、修行を深めていくことによって、ようやく立派な教えにすることができる

イ、法華経の法理を聞いて信心を深め、ますます修行に励んでいけば、我が生命に仏界を現じ、一生成仏を実現させていくことができる

ウ、藍の葉を染料として、鮮やかな青色に染めていく修行法に励むことで、自らの汚れた生命を浄化させ、信心を深めていくことができる

練習問題の解答:上野殿後家尼御返事(地獄即寂光御書)

問3
8⇒ア

問4
9⇒ウ
10⇒ウ
11⇒イ

以上です、いかがですか?

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四条金吾殿御返事(不可惜所領御書)任用試験2015の要点と練習問題

任用試験2015に出題される御書:四条金吾殿御返事(不可惜所領御書)の要点を学習した後に、練習問題と解答が用意されています(マーク方式対応版)。

まずは、四条金吾殿御返事(不可惜所領御書)の要点を学習します

四条金吾殿御返事(不可惜所領御書)の出題される本文

本文
『一生はゆめの上、明日をごせず。いかなる乞食には・なるとも、法華経にきずをつけ給うべからず。されば同くは・なげきたるけしきなくて、この状に・かきたるが・ごとく、すこしも へつらわず、振る舞い仰せあるべし。中々へつらふならば、あしかりなん(御書1163〜1164ページ)』

四条金吾殿御返事(不可惜所領御書)の背景

建治3年(1277年)7月、鎌倉の門下の中心的な存在であった四条金吾に送られたお手紙です。当時の金吾は、主君(勤める会社の社長にあたる)から、信心をやめなければ所領(お給料のこと)を没収すると命令されていて、大変な状況でした。

四条金吾殿御返事(不可惜所領御書)のポイント

日蓮大聖人は、永遠の生命から見るならば、一生は一瞬の夢のようなものであり、明日の身の上がどうなるかはわからないと仰せです。

たとえ、病苦や経済苦などで苦しかったとしても、それに負けずに信心を貫いていけば、法華経に傷をつけることにはなりません。反対に、境遇や自分自身の弱い心に負けることが、法華経に傷をつけることになります。

大聖人は、財産や地位や名誉に執着することで信心を見失い、結果として法華経に傷をつけるようなことがあってはならないと厳しく教えられています。

故に、大聖人は、苦しい状況にあっても、嘆いた様子を見せず、媚びへつらうことなく、威風堂々と正義を語ることが大切だと仰せです。

四条金吾殿御返事(不可惜所領御書)の練習問題

問5、次の御文について問いに答えなさい。

『一生はゆめの上、明日をごせず。いかなる乞食には・なるとも、〔12〕にきずをつけ給うべからず。されば同くは・〔13〕この状に・かきたるが・ごとく、〔14〕、振る舞い仰せあるべし。中々へつらふならば、あしかりなん

●空欄〔12〕〜〔14〕に入る言葉と御文の内容をそれぞれア〜ウから選びなさい。

空欄〔12〕
ア、法華経
イ、心身
ウ、所領

空欄〔13〕
ア、所領のために一度は信仰を捨てて
イ、嘆く姿を見せて主君の同情を買って
ウ、嘆いた様子を見せないで

空欄〔14〕
ア、主君のもとを離れて
イ、少しもへつらわず
ウ、婿びへつらいながら

●傍線Aは、何を指しているか。ア〜ウから選びなさい。解答番号は〔15〕。
ア、一生成仏抄
イ、頼基陳状
ウ、立正安国論

●傍線Bの意味で正しいものをア〜ウから選びな さい。解答番号は〔16〕。

ア、中途半端にへつらうことは悪いことではない
イ、なまじへつらうなら、かえって悪くなるであろう
ウ、苦境を打開するためには、主君にへつらって生きていくことが重要である

練習問題の解答:四条金吾殿御返事(不可惜所領事)

問5
〔12〕⇒ア
〔13〕⇒ウ
〔14〕⇒イ
〔15〕⇒イ
〔16〕⇒イ

以上です、いかがですか?

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阿仏房御書(宝塔御書) 任用試験2015の要点と練習問題

任用試験2015に出題される御書:阿仏房御書(宝塔御書)の要点を学習した後に、練習問題と解答が用意されています(マーク方式対応版)。

阿仏房御書(宝塔御書)の要点を学習します。

阿仏房御書の出題される本文

『末法に入つて法華経を持つ男女の・すがたより外には宝塔なきなり、若し然れば貴賤上下をえらばず南無妙法蓮華経と・となうるものは我が身宝塔にして我が身又多宝如来なり、妙法蓮華経より外に宝塔なきなり、法華経の題目・宝塔なり宝塔又南無妙法蓮華経なり(御書1304ページより)』

阿仏房御書の背景

阿仏房御書は、佐渡の門下である阿仏房に与えられたお手紙です。日蓮大聖人が佐渡流罪のおり、阿仏房は妻の千日尼と共に、佐渡の地で門下となって、大聖人を命懸けでお守りしたのです。その後、大聖人が身延の地に入山されてからも、はるばる佐渡の地から師匠・大聖人のもとを幾度も訪れています。

阿仏房御書のポイント

法華経見宝塔品第11では、突然、金・銀などの七宝で飾られた巨大な宝塔が出現して空中に浮かびます。大聖人は、この宝塔こそ、「法華経を持つ男女の すがた」であると仰せです。これはつまり、御本尊を信じて自身の宿命転換のために、人々の幸福のために、現実社会で戦う私たち一人一人のことなのです。「貴賤上下をえらばず」とあるように、身分や地位など関係なく、南無妙法蓮華経を唱える人は、「我が身」が「宝塔」であり、「多宝如来」なのです。

「妙法蓮華経より外に宝塔なきなり」と示されています。法華経に説かれる宝塔とは、あらゆる功徳を納めている南無妙法蓮華経を現したものなのです。

阿仏房御書(宝塔御書)の練習問題

問1、本抄をいただいた「阿仏房」について、正しく説明している文章をア〜ウから選びなさい(解答番号は〔1〕)。

ア、鎌倉の門下で、武士として大聖人を守った。

イ、妻の千日尼と共に、流罪地の佐渡において命がけで大聖人をお守りし、大聖人の身延入山後も幾度も師匠のもとを訪れている。

ウ、熱原の法難の際に、弾圧を恐れて退転した門下。

問2、次の御文について問いに答えなさい。

「末法に入って、A法華経を持つ男女のすがたより外には宝塔なきなり。もししかれば、B貴賤・上下をえらばず、〔2〕は我が身宝塔にして、我が身また〔3〕なり。妙法蓮華経より外に宝塔なきなり。〔4〕の題目、宝塔なり。宝塔、また南無妙法蓮華経なり」

●空欄〔2〕に入る御文・言葉をア〜ウから選びなさい(解答番号は〔2〕)。
ア、南無妙法蓮華経ととなうるもの
イ、瞑想にはげむもの
ウ、一切経を読誦するもの

●空欄〔3〕に入る御文・言葉をア〜ウから選びなさい(解答番号は〔3〕)。
ア、多宝如来
イ、阿弥陀仏
ウ、大日如来

●空欄〔4〕に入る御文・言葉をア〜ウから選びなさい(解答番号は〔4〕)。
ア、釈迦像
イ、爾前経
ウ、法華経

●傍線Aの意味で正しいものをア〜ウから選びなさい(解答番号は〔5〕)。
ア、御本尊を信じ、懸命に生を営む一人一人の人間そのものが宝塔である。
イ、末法に入ると、人間の姿が宝塔のように大きくなる。
ウ、宝で飾られた宝塔のように自身の姿を飾り立てることが、末法の仏道修行である。

●法華経の見宝塔品第11で出現し、属類品第22まで虚空に在ったと説かれる「宝塔」において展開された儀式を何というか。正しいものをア〜ウから選びなさい(解答番号は〔6〕)。
ア、霊山の儀式
イ、虚空会の儀式
ウ、霊鷲山の儀式

●傍線Bの意味で正しいものをア〜ウから選びなさい(解答番号は〔7〕)。
ア、社会的地位や名声を獲得している人は
イ、身分が貴いか賤しいかで判断した上で、貴い人は
ウ、未分の貴さや賤しさ、立場の上と下は関係なく

練習問題の解答:阿仏房御書(宝塔御書)

問1
1⇒イ

問2
2⇒ア
3⇒ア
4⇒ウ
5⇒ア
6⇒イ
7⇒ウ

以上、いかがでしたか?

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未来ジャーナルは任用試験2015におすすめ 是非活用を

聖教新聞の姉妹紙に未来ジャーナルという、中学・高校生向けの新聞があります。月刊でオールカラー12ページだて、一部54円(税込み)です。

この未来ジャーナルの2015年11月1日付けに、任用試験特集が掲載されています。昨年(2014年)も同日版に任用試験関連記事が掲載されました。高校生以上が任用試験の受験対象者であるということです。

イラスト入りでビジュアルであり楽しい紙面です。要点が絞られていてわかりやすく、日蓮大聖人のご生涯は漫画になっています。昨年の作者には申し訳ありませんが、日蓮大聖人のご生涯の漫画は、今年の方が楽しいです・・。また、十界論もイラストで紹介されていて、今年はさらにコンパクト化したように思います。十界論のイラストは、個人的には昨年のものがお気に入りです。今後とも、毎年、充実していくのでしょう。

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ところが、この未来ジャーナル。購読している人があまり多くなく、認知度も低いのです。

で、いざ任用試験2015に活用!と言う段階になって「入手できない」という事態にもなっています。

創価ネット関連のネットショッピングでも、大百蓮華のバックナンバーや教学入門の書籍は販売していますが、新聞のバックナンバーの販売は見当たりません・・。

関連ネットショップ

創価オンラインストア

博文栄光堂オンラインショップ

こちらのサイトは十界論でイラストを使っていて、過去問も紹介しています。▼
任用試験の教学入門

任用試験2015対策に、この「未来ジャーナル」は是非おすすめです。2015年11月1日付けを持っている人を探し、カラーコピーなどさせてもらう・・あるいは、支部ないしは地区の新聞責任者の方に聞いてみると1部くらいはあるかもしれません。

是非、なんとか入手して、活用されることをおすすめします。

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創価ネットの任用試験2015 問題集と過去問題

創価ネット(SOKAnet)は、創価学会の公式サイトです。そして、来る任用試験(教学部任用試験)は、創価学会教学部の重要な行事の一つでもあり、本年2015年(平成27年)の任用試験に関する情報も随時発信しています。

2016年の「創価ネットの任用試験」の記事はこちら↓
創価ネット 任用試験 2016

本年(平成27年)は、6・7・8月と3度行われた「教授補登用講座」に続き、9月27日には、青年教学一級試験が終了。残すところ、11月22日(日)の任用試験を残すのみ、となりました。

2013年から2020年までの毎年、その年の活動の決着点として実施されるようになった任用試験。2015年はどのように推進されているのでしょうか。


任用試験の問題集や出題された過去問題は?

創価ネットでは、本年中旬頃から、【教学試験の概要】が発表されています。当初、「教授補登用講座」・「青年教学一級試験」・「任用試験」の3つが掲載されていましたが、今(2015_10_26現在)では「任用試験」の概要のみとなっています。任用試験の概要の項目は、『試験日時・試験時間・受験資格・受験申し込み期間・出題範囲・教学講座』となっています。

そして、出題範囲の「座談会拝読御書」について「教学チャンネル」の案内がありました。また、出題範囲の解説は「大白蓮華」8月号に掲載されている旨、述べられています。さらに注目すべきは『SOKAnetでの「教学部任用試験」に関する「教学講座」の配信予定日』の告知です。

2015年10月28日(水)から11月21日(土)まで、「教学部任用試験」の「教学講座」が配信されます。

これは昨年も同様でした。昨年は、任用試験の出題範囲全てにわたり、動画付きで要点のみ絞って配信されました。

注目すべきは座談会御書。月々配信される動画に比べ、任用試験に特化して短く絞った内容となっています。

以上が創価ネットでの任用試験情報の配信の概要ですが、受験者ならびに受験者をサポートする担当者(合格責任者)にとって、是非、知りたいのは、『問題』はどのようなものが出題されるのか?ということです。

しかし、創価ネットのサイト上では、任用試験の過去問題(昨年以前のもの)の紹介やこれに類する掲示は一切ない、というのが実情です。

ではどうするか?

ネット上の創価学会系のサイトの中には、任用試験の練習問題や過去の出題問題を掲載しているところがあります。

以下もその1つです。

任用試験2014の問題と解答(昼の部実施)【任用試験の過去問題】

任用試験を目前に控えて、過剰な知識の詰め込みを避けて、要点のみわかりやすく知りたい・・というのも人情です。各地域では、『任用ドリル2015』といった名称のマークシート方式に対応した資料が配布されはじめました。

そういった中、おすすめはこちら。

問題集ではありませんが、高校生の受験者向けに発刊されている月刊紙(新聞)『未来ジャーナル』の本年11月1日付けです。要点が絞られていてわかりやすく、イラスト入りでビジュアルであり楽しい紙面です。日蓮大聖人のご生涯は漫画になっています。

最後に、10月28日(水)からの教学講座は必見です。スマホで動画を見ながら・聞きながら学習ができるので大変に便利です。

SOKAnet(創価ネット)

以上です。

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青年教学1級試験 過去問題集 回答&予想2015←2006

創価学会教学部の青年教学1級試験の実施履歴を調べてみると、第一回(初回)の実施は1987年(昭和62年)の11月となっています(筆者は初回に受験)。以降、回を重ね、本年、平成27年9月実施で、第8回目を迎えます。

2016年の青年2級はこちら▼
青年教学2級 2016 の過去問題と練習問題

第7回目の青年1級試験(2011年10月実施)は、2011年(平成23年)3月11日(金)に発生した東北地方太平洋沖地震の影響を受けて、2012年(平成24年)3月に追加試験が実施されています。

青年1級試験の特徴を挙げれば、重書である「開目抄」と「観心本尊抄」から、必ず出題されるということ。それも、実施年度の交互に、両書のどちらかが出題されています。その例に従い、本年、平成27年9月実施の1級試験では、大百蓮華7月臨時増刊号が発刊になり、『観心本尊抄(如来滅後五五百歳始観心本尊抄)』からの出題が明確になっています。

青年教学1級試験の実施履歴は以下のとおり

  • 1:昭和62年(1987年)11月 ⇒出題御書・開目抄
  • 2:平成 2年(1990年) 8月 ⇒出題御書・観心本尊抄
  • 3:平成 6年(1994年) 6月 ⇒出題御書・開目抄
  • 4:平成 9年(1997年) 9月 ⇒出題御書・観心本尊抄
  • 5:平成13年(2001年)10月 ⇒出題御書・開目抄
  • 6:平成18年(2006年) 2月 ⇒出題御書・観心本尊抄
  • 7:平成23年(2011年)10月 ⇒出題御書・開目抄
  • 同:平成24年(2012年) 3月 ⇒出題御書・開目抄
  • 8:平成27年(2015年) 9月 ⇒出題御書・観心本尊抄

創価学会教学試験の実施履歴

青年教学1級試験の過去問題集と回答 2015年及び2006年

青年教学1級試験は大きなくくりでは、全5問となっていて、そのうち2問が重書から出題され、回答の4割近い比重となっています。そして、平成27年の本年は『観心本尊抄』がこれに該当します。

前回、観心本尊抄からの出題があったのは、平成18年(2006年)2月で、第6回目の青年1級試験です。この問題と回答例は以下です。

平成18年(2006年)青年部1級試験の問題と回答例

平成27年(2015年)9月(今回)の観心本尊抄の一部出題予想

本年、平成27年は、9月27日(日)に青年1級試験が迫る中、9月11日(金)付けの聖教新聞一面に『御書とともにU<65>名誉会長が指針を贈る』にて、観心本尊抄(御書241ページ)からの一文が掲載されました。

この部分は、観心本尊抄でも、十界・十界互具に関する重要な部分でもあります。

1級試験に限らず、試験日を目前にした時に池田先生の指導が出題範囲から発表されたことがあり、筆者の記憶に鮮明です。故に、必ずチェックすべきだと考えます。

いわゆる、今回の青年1級試験の出題予想ということになります。

尊極の生命を引き出す(御書とともにU<65>より)

『末代の凡夫出生して法華経を信ずるは人界に仏界を具足する故なり(観心本尊抄241ページ)』

通解
「末代の凡夫が人間と生まれてきて、法華経を信ずるのは、人界に、もともと仏界を具足しているからである」

同志への指針
誰人も仏界を具えているからこそ、妙法を信じられる。無上の生命の耀きを求めゆく万人の奥底の願いに応えるのが、我らの仏法対話だ。
ゆえに身構えたり、気負ったりする必要などない。ありのままの人間性で、相手の幸福を祈り、生命の無限の可能性を「信ずる」心を呼び覚ましていく。この語らいが、自他共の仏界を引き出す尊極な行為である。

以上、ご参考までに。

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任用試験の十界論と一生成仏 創価ネットの動画とイラストから

創価学会が実施する教学部の任用試験では法華経の真髄である成仏の要法に関して、その基本・入門となる「仏法用語」を学びます。その仏法用語の中に「十界論(じっかいろん)」というものがあり、任用試験に限らず、昔から重要な基本用語として扱われているのです。

今般、任用試験では「十界論と一生成仏」とのテーマで教材が作成されていますが、これは、十界論が一生成仏という究極の目的に対して、その指針となることを意味しています。

2013年もしかりですが、2014年にあっても、この十界論について創価ねっと(Soka Net)での動画による講義が行われ、また、ネット上にも、いかに十界論をわかりやすくするかとのテーマから、種々のイラスト・画像等を駆使した紹介がなされています。

日蓮大聖人の信心は、実生活と信仰は一体であると説きます。信仰が心の問題で終るのではなく、実生活に結果となって現れるものでなくては意味が無いということです。

そのためには、信行学の実践が不可欠であり、大聖人の仏法の「信心の基本」ということができます。信とは御本尊を信じること、行とは勤行(読経と南無妙法蓮華経の唱題)と弘教の実践をすること、学とは仏法の法理を学ぶことです。そしてこれらは全て、「信」がその源泉となってきます。

任用試験と十界論

任用試験も学の一環となりますが、仏法の法理を学ぶ「学」の位置づけは、行を助け、【信を深める】ところにあります。 さて、日蓮大聖人の仏法を理論の側面から拝する時、それは『生命論(せいめいろん)』であるということで言えます。自身の内なる生命は宇宙と一体であり、その様相と構造はどうなっているのか。これは一念三千(いちねんさんぜん)という法理に包括されるのですが、その大元となるのが「十界論」にほかなりません。 十界論はまた、一番身近に自身の生命の状態を観察できるものでもあるので、信仰を実践する人が、仏法対話のテーマに取り入れることが多いという事実があります。

任用試験の十界論対策

任用試験は2013年度を皮切りに、2020年まで、毎年実施されるようになりました。とはいえ、創価学会教学部の任用試験における「十界論」については、十界各界がどのような境涯なのか?その裏付けとなる日蓮大聖人の御書の御文並びに六道等の十界各界のカテゴリー分けができれば、問題対策として充分であるでしょう。

これは、大百蓮華の任用試験特集号の強調と任用試験向け動画の講義、また、未来部向け機関紙の未来ジャーナル及び過去問題を参照してみても明らかです。

これら種々の任用試験向け対策資料に目を通してみると、「未来ジャーナル」掲載のものが、最も簡潔かつビジュアルで、こと、問題対策のみを考えるのであればベストであると思われます。

任用試験で学ぶ十界論のわかりやすいイラスト画像

そこで、ここからの資料を基に「任用試験に出題される『十界論』」を以下に記します。

十界各界がどのような境涯(きょうがい)なのかは以下のとおりです。

  • @地獄界(じごくかい):苦しみにしばられた最低の境涯、生きることイコール苦しみ。
  • A餓鬼界(がきかい):欲望がけして満たされずに苦しむ境涯
  • B畜生界(ちくしょうかい):目前の利害にとらわれて理性が働かないおろかな境涯。
  • C修羅界(しゅらかい):自身と他人を比較して、常に他人に勝ろうとする境涯。勝他の念(しょうたのねん)を持つ境涯。
  • D人界(にんかい):穏やかで平静な理性の働く人間らしい境涯。
  • E天界(てんかい):物心さまざまな欲望が満たされて喜びに浸る一時的な境涯。
  • F声聞界(しょうもんかい):仏の教えを聞いて部分的な覚り(さとり)を得た境涯。
  • G縁覚界(えんかくかい):自然界など、様々な物事を縁にして一人で部分的な覚りを得た境涯・
  • H菩薩界(ぼさつかい):自他共の幸福を願い実践(抜苦与楽の実践)することに喜びを感じる境涯
  • I仏界(ぶっかい):

十界の各界のカテゴリー分けは以下のとおりです。

@地獄界
A餓鬼界
B畜生界
@〜Bのここまでを三悪道(さんあくどう)と言います。
C修羅界
@〜Cのここまでを四悪趣(しあくしゅ)と言います。
D人界
E天界
@〜Eのここまでを六道(ろくどう)と言います。
F声聞
G縁覚界
F〜Gの2つを二乗(にじょう)と言います。
H菩薩界
I仏界
F〜Iの四つを四聖(ししょう)と言います。

十界各界の境涯について、日蓮大聖人の御書では次のように言われています。

  • @地獄界(じごくかい):瞋る(いかる)は地獄
  • A餓鬼界(がきかい):貪るは餓鬼
  • B畜生界(ちくしょうかい):癡(おろか)は畜生
  • C修羅界(しゅらかい):諂曲(てんごく)なるは修羅
  • D人界(にんかい):平かなるは人
  • E天界(てんかい):喜ぶは天
  • F声聞界(しょうもんかい):※注参照
  • G縁覚界(えんかくかい):※注参照
  • H菩薩界(ぼさつかい):※注参照
  • I仏界(ぶっかい):※注参照

※注:ここでは任用対策からはずしていますが、日蓮大聖人の仰せの十界各界の様相については、日蓮大聖人御書全集の「如来滅後五五百歳始観心本尊抄(241ページ)」にあり、四聖のご説明は以下となっています。

  • F声聞界・G縁覚界:世間の無常は眼前に有り豈人界に二乗界無からんや
  • H菩薩界:無顧の悪人も猶妻子を慈愛す菩薩界の一分なり
  • I仏界:末代の凡夫出生して法華経を信ずるは人界に仏界を具足する故なり

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任用試験2014 過去問題と御書についての解説

創価学会教学部の任用試験の過去問題の中でも、御書3編からの問題対策について触れて参ります。

最初に今回、2014年度の任用試験の御書3編について述べ、後半では、昨年の御書の問題について触れています。

任用試験2014(平成26年)の御書3編は、【座談会拝読御書3編(2014年2・3・5月度の拝読御書)】となっています。

  • 「上野殿御返事(刀杖難事)」(御書1557ページ18行目〜1558ページ2行目)
  • 「兵衛志殿御返事(三障四魔事)」(御書1091ページ15行目〜16行目)
  • 「呵責謗法滅罪抄」(御書1132ページ10行目〜11行目)

既に、座談会にて拝している御書なので、創価ネット上でも既に「動画(e講義)」が配信されています。PCのみならず、スマホでも見ることが出来、文章を読むより抵抗も少なく、まずはこちらをご覧下さい。

「座談会拝読御書」について掲載の教学チャンネルはこちら
http://www.sokanet.jp/kaiin/kyogaku/index.html

出題御書3編の各座談会御書e講義(soka-netの動画での御書講義)

・「上野殿御返事(刀杖難事)」(御書1557ページ18行目〜1558ページ2行目)
2014年2月度の座談会御書
http://www.sokanet.jp/kaiin/kyogaku/e-kogi/201402.html

・「兵衛志殿御返事(三障四魔事)」(御書1091ページ15行目〜16行目
) 2014年3月度の座談会御書
http://www.sokanet.jp/kaiin/kyogaku/e-kogi/201403.html

・「呵責謗法滅罪抄」(御書1132ページ10行目〜11行目)
2014年5月度の座談会御書
http://www.sokanet.jp/kaiin/kyogaku/e-kogi/201405.html

任用試験2013の御書講義の要点に学ぶ

さて、昨年、2013年に実施された任用試験の御書3編は次のとおりです。

  • 妙一尼御前御消息[御書1253ページ16行目〜17行目]
  • 椎地四郎殿御書[御書1448ページ8行目〜10行目]
  • 四条金吾殿御返事書(法華経兵法事)[御書1192ページ15行目〜1193ページ2行目]

2013年度の任用試験に向けて、創価ネット上で配信された受験講座の動画では、森中教学部長による講義が配信されました。以下は、配信内容の要点を文書にまとめたものです。

出題される御書からの問題に対して、要点をどう捉えるか。2014年の御書3編を拝する上でも役に立つのではないでしょうか。

創価ネット(SOKAnet)では2014年度の任用試験の「教学講座」を10月30日(木)〜11月22日(土)まで配信するとのことです。大変にコンパクトに要点のみ触れているので、過去問に多く触れるより、配信される動画を学ぶ方を筆者はおすすめします。

妙一尼御前御消息の試験範囲の要点

[本文]

『法華経を信ずる人は冬のごとし冬は必ず春となる、いまだ昔よりきかず・みず冬の秋とかへれる事を、いまだきかず法華経を信ずる人の凡夫となる事を、経文には「若有聞法者無一不成仏」ととかれて候』

[要点講義]

「冬は必ず春となる」の部分が最も重要。冬は必ず春となる、と来れば、「妙一尼御前御消息」だとすぐわかるように。「苦難の冬の時こそ成仏の転換点」であるという点が重要。妙一尼御前御消息を研鑽して拝すべき点は、『法華経を信じる人は必ず最高の境涯を得られるという大確信』。

椎地四郎殿御書の試験範囲の要点

[本文]

『法師品には若是善男子善女人乃至則如来使と説かせ給いて僧も俗も尼も女も一句をも人にかたらん人は如来の使と見えたり、貴辺すでに俗なり善男子の人なるべし、此の経を一文一句なりとも聴聞して神にそめん人は生死の大海を渡るべき船なるべし』

[要点講義]

「一句をも人にかたらん人は如来の使と見えたり」の部分が重要。一句をも人にかたらん人は、と来れば、「椎地四郎殿御書」の一文だとわかるように。日々の学会活動・仏法対話で法華経の一句なりとも説いている学会員はまさに、如来の使い。法華経の一句なりとも【聴く】功徳も大きく絶大で、「生死の大海を渡ることが出来る船のようなもの」とある。椎地四郎殿御書の研鑽で、一文一句なりとも対話拡大に挑戦しようと心に刻むべき。

四条金吾殿御返事書の試験範囲の要点

[本文]

『なにの兵法よりも法華経の兵法をもちひ給うべし、「諸余怨敵・皆悉摧滅」の金言むなしかるべからず、兵法剣形の大事も此の妙法より出でたり、ふかく信心をとり給へ、あへて臆病にては叶うべからず候』

[要点講義]

「臆病にては叶うべからず候」という部分が重要。それは、法華経の兵法を用いることは絶対勝利の要諦ですが、法華経の兵法を用いるのに大切なことは「臆病であってはけしてならない」から。臆病を廃し勇気ある行動に打って出ることこそ、広宣流布の戦いの要諦。四条金吾殿御返事の研鑽では、このことを心に刻み、法華経の兵法を根本に題目を朗々と唱えながら前進しよう。

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立正安国と広宣流布(教学入門)任用試験2013動画対策

テキスト(大百蓮華10月号)92ページからの『5.立正安国と広宣流布』は、任用試験講座の動画では(02分56秒)の長さです。以下、最大漏らさず、テープ起こし的に書き上げています。この、下記内容はすべて覚える。その上でテキストを参照すれば、学習の効率が良いのではないでしょうか。

▼以下、動画『立正安国と広宣流布(教学入門)』のテープ起こし▼

日蓮大聖人は現実世界に自他共の幸福を確立していく実践の指標として、立正安国(りっしょうあんこく)と広宣流布を説かれた。

立正安国の立正とは、人々が人生の拠り所として正法を信受し、その理念が社会を動かす基本原理として確立されること。

安国とは、社会の平和と反映、人々の生活の安穏を実現すること。

この正法を根本とした平和実現のための原理を、大聖人は【立正安国論】で示された。

安国論には、『汝須く一身の安堵を思わば先ず四表の静謐を祷らん者か(御書全集31ページ・立正安国論)』と仰せになっている。

四表の静謐(しひょうのせいひつ)とは、周囲の安穏・世界の平和という意味。

この仰せでは、自分自身の安穏を願うならば、ただそれだけを祈っていれば良いのではなく、世界の平和を祈り、社会の課題の解決に積極的にかかわっていくべきだと教えられている。

創価学会が今日、仏法の理念を根本に、地球的課題の解決に取り組んでいるのも、【立正安国】の法理と精神に基づく実践なのである。

広宣流布は正法を広く人々に流布し、人々の幸福を実現していくことである。

『日蓮が慈悲曠大ならば南無妙法蓮華経は万年の外・未来までもながるべし(御書全集329ページ・報恩抄)』との仰せがある。

まさに広宣流布こそ大聖人の根本精神である。

そして、広宣流布を担うのが、地涌の菩薩(じゆのぼさつ)である。

『日蓮と同意ならば地涌の菩薩たらんか(御書全集1,360ページ・諸法実相抄)』と仰せのように、大聖人と同じ心で広宣流布に邁進する人こそ、地涌の菩薩である。

現代にあっては、大聖人のお心のままに妙法を弘めてきた創価学会こそ、広宣流布の使命を担う地涌の菩薩の集いなのである。

▲以上、動画『立正安国と広宣流布(教学入門)』のテープ起こし▲

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信心と生活(教学入門)任用試験2013動画対策

テキスト(大百蓮華10月号)100ページからの『8.信心と生活』は、任用試験講座の動画では(01分47秒)と短めです。以下、最大漏らさず、テープ起こし的に書き上げています。この、下記内容はすべて覚える。その上でテキストを参照すれば、学習の効率が良いのではないでしょうか。

▼以下、動画『信心と生活(教学入門)』のテープ起こし▼

信心と生活について

『御みやづかいを法華経とをぼしめせ(御書全集1,295ページ・檀越某御返事)』との御文がある。

「御みやづかい」とは、鎌倉時代の当時には、主君等に仕えることであるが、今日の私たちの立場にあてはめれば、職業・仕事・生活といえる。

この「御みやづかいを法華経とをぼしめせ」との仰せは、信心と生活は切り離して考えられるというものではなく、日々の生活そのものが仏道修行の場であり、信心を根本とした自身の生き方を示す場である、ということである。

人の振る舞い

『教主釈尊の出世の本懐は人の振舞にて候けるぞ(御書全集1,174ページ・崇峻天皇御書)』との御文があげられている。

仏法が説かれた根本目的は、特別なことではなく、「人間としてどう生きるか」を示すことにあり、その結論は【人の振る舞い】であったのである。

人間社会にあって、良識ある振る舞いを貫き、人格の輝きをもって、職場・地域の身近な人々から信頼され、尊敬される存在となっていくことが、信心の証なのである。

▲以上、動画『信心と生活(教学入門)』のテープ起こし▲

信心と生活で引用される御書について

教学入門の[信心と生活]で引用されている以下2編の御書の御文については、毎月の座談会の拝読御書としても、何度も学んできた重要な御文です。

『御みやづかいを法華経とをぼしめせ』とは、御書全集1,295ページの檀越某御返事(だんのつぼうごへんじ)にある御文です。

『教主釈尊の出世の本懐は人の振舞にて候けるぞ』とは御書全集1,174ページの崇峻天皇御書(すしゅんてんのうごしょ)にある御文です。

御本尊を拝する毎日の勤行・唱題のように、御書についても、日々、拝しようという一念が大切です。それはまた、人本尊たる日蓮大聖人を拝するということである、という指導を受けたことがあります。

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難を乗り越える信心(教学入門)任用試験2013動画対策

テキスト(大百蓮華10月号)94ページからの『6.難を乗り越える信心』は、任用試験講座の動画では(03分24秒)の長さです。以下、最大漏らさず、テープ起こし的に書き上げています。この、下記内容はすべて覚える。その上でテキストを参照すれば、学習の効率が良いのではないでしょうか。

▼以下、動画『難を乗り越える信心(教学入門)』のテープ起こし▼

一生成仏を目指す私たちの信心には、その過程に様々な難が生じてくる。

これらの難の本質を知り崩れることのない信心を確立していくことが、信心を貫き通していく上で大事な点である。

三障四魔と三類の強敵

三障四魔(さんしょうしま)は成仏を目指す途上における様々な妨げのこと。三類の強敵(さんるいのごうてき)は一切衆生の成仏を願って、妙法を広宣流布しようと実践するところに必ずあらわれる迫害のこと。三障四魔と三類の強敵の名称については、今後の信仰実践の基本ともなるのでしっかり覚えること。

三障四魔の三障とは三つの障り、すなわち、煩悩障、業障、報障。

四魔とは四つの魔で、陰魔、煩悩魔、死魔、天子魔(てんしま)。

それぞれの本質をしっかり学び理解していくことが魔を魔と見破る智慧となる。

三類の強敵は、

  • 俗衆増上慢(ぞくしゅぞうじょうまん)
  • 道門増上曼(どうもんぞうじょうまん)
  • 僣聖増上慢(せんしょうぞうじょうまん)

である。

このうち俗衆増上慢は法華経の行者に対して、悪口を言ったり、危害を加えようとして迫害する仏法に無知な人々です。

道門増上曼は、真実の仏法を極めていないのに自分が優れていると思い上がり、正法を持つ人を迫害する僧侶などである。

僣聖増上慢は表向きは聖者のような格好をしているので、その正体は見破りがたく、最も悪質である。法華経の行者を讒言、ウソの告げ口で陥れ権力者を動かして弾圧を加えるように仕向けるのである。

これら3つの特徴についてもしっかりと理解しておくこと。

日蓮大聖人は現実に三類の強敵をひきおこされたことをもって、ご自身が末法の法華経の行者であることを証明された。

また、創価学会はこの三障四魔と三類の強敵に勝利してきたからこそ、大発展してきたのである。

▲以上、動画『難を乗り越える信心(教学入門)』のテープ起こし▲

賢者はよろこび愚者は退く

動画では触れておりませんが、あえて、以下の御書の教材にある御文を掲載させていただきました。

『しをのひると・みつと月の出づると・いると・夏と秋と冬と春とのさかひには必ず相違する事あり凡夫の仏になる又かくのごとし、必ず三障四魔と申す障いできたれば賢者はよろこび愚者は退くこれなり(御書全集1,091ページ・兵衛志殿御返事より)』

三障四魔が出現した時こそ、成仏への大きな前進の時と確信して、むしろこれを喜ぶ賢者の信心で、乗り越えていくことが大切なのです。

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信行学の実践(教学入門)任用試験2013動画対策

テキスト(大百蓮華10月号)88ページからの『4.信行学の実践』は、任用試験講座の動画では(02分44秒)の長さです。以下、最大漏らさず、テープ起こし的に書き上げています。この、下記内容はすべて覚える。その上でテキストを参照すれば、学習の効率が良いのではないでしょうか。

▼以下、動画『信行学の実践(教学入門)』のテープ起こし▼

日蓮大聖人の仏法における、修行に基本は「信・行・学」の三つ。この三つはどれが欠けても正しい仏道修行にはならない。

『一閻浮提第一の御本尊を信じさせ給へ、あひかまへて・あひかまへて・信心つよく候て三仏の守護をかうむらせ給うべし、行学の二道をはげみ候べし、行学たへなば仏法はあるべからず、我もいたし人をも教化候へ、行学は信心よりをこるべく候、力あらば一文一句なりともかたらせ給うべし(御書全集1,361ページ・諸法実相抄)』

この御文は「信・行・学」のあり方を示された重要な御文である。

信・行・学のそれぞれについて。

信とは、仏の教え信じて受け入れること。

行とは、具体的な実践のこと。行には、自行と化他の両面がある。

自行は自分が仏法の功徳を受けるための修行、具体的には、勤行、読経・唱題がそれにあたる。

化他とは、他人に功徳を受けさせるために仏法を教える実践である。具体的には、折伏弘教や広宣流布の様々な実践活動となる。

『我もいたし人をも教化候へ』とある。【信行学の実践】で2回引用されている。

「我もいたし」は「自行」に、「人をも教化候へ」は「化他」にあたる。

自行と化他の両面にわたる実践こそ、大聖人の仏法における正しい仏道修行になる。

学とは、日蓮大聖人が教え残された御書を拝読することを根本に、正しい仏法の教えを学ぶこと。

▲以上、動画『信行学の実践(教学入門)』のテープ起こし▲

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創価学会の歴史(世界広布と創価学会)任用試験2013動画対策

テキスト(大百蓮華10月号)103ページからの『1.創価学会の歴史』は、任用試験講座の動画では(05分00秒)の長さです。以下、最大漏らさず、テープ起こし的に書き上げています。この、下記内容はすべて覚える。その上でテキストを参照すれば、学習の効率が良いのではないでしょうか。

創価学会の歴史については、テキスト本文では、103ページから113ページにわたる長い内容となっています。これに対して、任用試験の動画では、その中の要点のみを列挙しています。

牧口先生・戸田先生の出会い、軍国主義との戦い、戸田先生の獄中の悟達、戸田先生・池田先生の師弟の出会い、師弟共戦による学会再建、戦後の権力の蠢動、池田先生による平和・文化・教育の運動等の詳細は割愛されています。

ゆえに動画では、任用試験の要点が明確に示されているものと思われます。

▼以下、動画『創価学会の歴史(世界広布と創価学会)』のテープ起こし▼

創価学会の歴史について

現代における広宣流布の自覚と実践を確立してきた指導者が、牧口常三郎初代会長、戸田城聖第二代会長、池田大作第三代会長の三代会長である。

本年は待望の総本部が完成し、いよいよ世界広布への新時代の開幕を告げる重要な節目の年である。

創価学会の歴史を学ぶことは、法華経に明かされた仏意の実現、すなわち広宣流布の歴史において創価学会が出現をした意義を学ぶことになる。

特にこれから申し上げる三代会長の御事跡や学会の記念日の日付について、良く心に刻んで頂きたい。

学会には重要な記念日がたくさんありる。その記念日の一つ一つの意義を学んで頂きたい。

現代の広宣流布の出発は、昭和5年(1930年)11月18日と言える。牧口先生と戸田先生によって、創価教育学体系第一巻が発行された11月18日をもって、創価学会の創立記念日としている。

その後、地方折伏や座談会が活発に行われ、順調に発展をしていましたが、戦時下で権力により弾圧をされ、牧口先生、戸田先生はじめ幹部が逮捕をされた。

権力に屈することなく、不惜身命の実践を貫かれた牧口先生は拘置所内で逝去。

牧口先生の意思を受け継ぎ、戸田先生が昭和20年(1945年)7月3日、2年の獄中生活を耐え抜き出獄。壊滅状態だった学会の再建に着手する。

昭和26年(1951年)5月3日、戸田先生は第二代会長に就任し、75万世帯の折伏を達成するとの誓願を宣言された。

誓願の75万世帯が達成された翌年の昭和33年(1958年)3月16日、戸田先生から池田先生をはじめとする青年部員に対して、広宣流布の一切を託す儀式が行われた。 この日は後に、【広宣流布記念の日】となった。

昭和35年(1960年)5月3日に、池田先生が第三代会長に就任され、さらには同年10月2日には、【世界広布の第一歩】を踏み出された。

昭和50年(1975年)1月26日には、世界51カ国地域の代表がグアム島に集って、創価学会インターナショナル(SGI)が発足した。

三代会長、なかんずく池田先生の御闘争により、今日、世界では、192カ国地域で、学会員が嬉々として仏法を実践する時代に入った。

大聖人の仏法は、今や、人類全体を照らす希望の太陽となっている。

▲以上、動画『創価学会の歴史(世界広布と創価学会)』のテープ起こし▲

創価三代会長の御尽力に思いを馳せて

以上、動画では、創価学会の歴史について極めて簡易に要点のみの列挙となっています。やはり、テキスト本文にも目を通していただき、上記列記の歴史の行間に滲む、三代会長のご尽力に思いを馳せていただきたいと思います。

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宿命転換(教学入門)任用試験2013動画対策

テキスト(大百蓮華10月号)98ページからの『7.宿命転換』は、任用試験講座の動画では(01分58秒)と短めです。以下、最大漏らさず、テープ起こし的に書き上げています。この、下記内容はすべて覚える。その上でテキストを参照すれば、学習の効率が良いのではないでしょうか。

宿命転換の項で実践の教学として身に付けたいことは、「宿命を使命に変える生き方」です。この生き方をする人こそ、「願兼於業の人」であるということ。そのためのプロセスとして「転重軽受」があり、苦難を転重軽受と受け止めていける自身の鍛えが必要であるということ。そしてさらには、その苦難の到来が、実は自身が望んだことであるというドラマチックな構図であるということです。

▼以下、動画『宿命転換(教学入門)』のテープ起こし▼

宿命転換について

人生には様々な苦難がある。日蓮大聖人の仏法は生命を根源から変革して、自身の運命を切り開き、現在と未来にわたって幸福境涯を確立する宿命転換(しゅくめいてんかん)の仏法である。

転重軽受の功徳について

転重軽受(てんじゅうきょうじゅ)とは、「重きを転じて軽く受く」と読む。

過去世の重い罪業によって今世だけでなく未来世にわたって重い苦しみの報い受けていかなくてはならないところを、現世に正法を信じ、そして弘める実践の功徳力によって、重罪の報いを一時に軽く受けて、今世で罪業を全て消滅させることができる。

この功徳については、『地獄の苦みぱつときへて(御書全集1,000ページ・転重軽受法門)』との御文が示されている。

願兼於業について

願兼於業とはどういうことか。その法理については以下のとおり。

菩薩の誓願の力によって、あえた悪世に生まれ、悪世の人々と苦難を共有し、それを乗り越えて模範を示すことで人々を救っていくこと。

池田先生はこの生き方を、『宿命を使命に変える』とわかりやすく示している。

▲以上、動画『宿命転換(教学入門)』のテープ起こし▲

願兼於業

信心をしていて受ける、今の様々な苦しみも、自分以外の人の苦しみに「同苦(どうく)」できるように、自分自身がそのための罪業をあえて作ってこの世(末法)に生まれ出たのだということ。それが、願兼於業ということです。

故に、池田先生は下記のようにおっしゃっているのだと確信します。

『題目で、打開できない試練などない。信心で、変毒為薬できない苦難などないのだ(平成25年11月度 大百蓮華の巻頭言より)』

このことを確信して、信心即生活の日々に臨んで参りましょう。

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三証と五重の相対(教学入門)任用試験2013動画対策

テキスト(大百蓮華10月号)80ページからの『3.三証と五重の相対』は、任用試験講座の動画では(07分43秒)です。少し長めです。以下、最大漏らさず、テープ起こし的に書き上げています。この、下記内容はすべて覚える。その上でテキストを参照すれば、効率が良いのではないでしょうか。

▼以下、動画『三証と五重の相対(教学入門)』のテープ起こし▼

三証とは文証・理証・現証

三証(さんしょう)と五重の相対(ごじゅうのそうたい)は日蓮大聖人の仏法こそ、真に力ある宗教であることを深く理解するための基準。

三証とは文証(もんしょう)・理証(りしょう)・現証(げんしょう)のこと。

三証の「証」とは客観的な証拠ということ。

文証とは宗教の教義が経文の上で裏づけをもっているかどうかということ。

理証とはその宗教の教義が道理にかなっているかどうかということ。

現証とは宗教を実践した結果が生命や生活、社会にどのように現れたかということ。

日蓮大聖人はこの三証について、
『日蓮仏法をこころみるに道理と証文とにはすぎず、又道理証文よりも現証にはすぎず(御書)』
と仰せであり、大聖人は三証の中でも、現証を最も重んじられている。

五重の相対について

五重(ごじゅう)の相対(そうたい)とは、内外(ないげ)相対・大小(だいしょう)相対・権実(ごんじつ)相対・本迹(ほんじゃく)相対・種脱(しゅだつ)相対、という五つの相対のこと。

仏教の全体像を理解する上で重要な内容だが、今回の学習で全部理解しようとする必要はない。

特に、五つの各相対の名前と、その相対がどのような教えとどのような教えとを比較相対したものなのかということを理解しておくことが最も大事。

内外相対とは、
内道である仏教と仏教以外の教えを比較相対したもの。人間の幸不幸に視点をあてた因果を説いているかどうか。これを説いた仏教は人間の内面に境涯を変革する可能性と力があることを洞察しています。

大小相対とは、
仏教の中で小乗教(しょうじょうきょう)と大乗教(だいじょうきょう)を比較したもの。ここで言う小乗経は自分だけが悟ることを目指す二乗のための教え。これに対して大乗教は、自分も他人も共に幸福になろうとする菩薩のために説かれた教え。

権実相対とは、
大乗教の中でも、仏の真実の悟りを明かした、実(じつ)大乗教である法華経と真実を明かすための準備、方便として説かれた権(ごん)大乗教にたてわけ、両者を比較相対したもの。権大乗教とは、仮の大乗教。実大乗教とは、真実の大乗教。と、言う意味。

本迹(ほんじゃく)相対とは、
法華経28品を前半14品の迹門と後半14品の本門とにたて分けて、この迹門と本門とを比較相対したもの。本迹の本とは本地といって、仏や菩薩の本来の境地、という意味。また、本迹の迹とは垂迹(すいじゃく)の迹と言い、仏や菩薩が衆生を救うために現れた仮の姿、ということ。すなわち、法華経前半の迹門では、教えを説く釈尊自身がまだ本来の立場をあらわしていない仮の姿、すなわち始成正覚(しじょうしょうかく)、はじめて正覚(しょうかく)を成ずの仏でした。

これに対して、法華経後半の本門では、本来の真実の立場である、久遠実成(くおんじつじょう)を明かしている。すなわち、仏が久遠の昔に成仏して以来、この現実世界にいる衆生を教化していることがあかされている。

種脱(しゅだつ)相対とは、
法華経文上の本門と、南無妙法蓮華経を明かす日蓮大聖人の文底独一本門(もんていどくいちほんもん)を比較相対したもの。日蓮大聖人の仏法の立場が文底です。すなわち法華経本門、特に寿量品第十六の教えの文の底に、真実の成仏の因果を明らかにした南無妙法蓮華経が存在している、ということ。それを、文底独一本門という。

釈尊の仏法は脱益とある。大聖人の仏法は下種益とある。種脱相対の種脱とは、下種益と脱益のこと。釈尊の仏法はすでに『仏法の教えを聞いて生命が整ってきた衆生』を得脱、すなわち最終的に成仏させる教え。

これに対して日蓮大聖人の仏法は、下種仏法。日蓮大聖人は、この仏種である本源の法を南無妙法蓮華経としてあらわし弘められた。末法の衆生は、この南無妙法蓮華経を信受し、自ら唱え、他の人にも教え、勧めることにより、自身の生命に仏界が湧源し、即身成仏することができる。

このように末法の人々は、この下種仏法によって、全員が仏になることができる。万人の持つ可能性を開くことができる。故に、苦悩に満ちた現実社会に生きる私たちに希望を与え、勇気を与え、生き抜く力を与える教えである。

▼以上、動画『三証と五重の相対(教学入門)』のテープ起こし▼

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日蓮大聖人の御生涯(教学入門)任用試験2013動画対策

テキスト(大百蓮華10月号)62ページからの『1.日蓮大聖人の御生涯』は、任用試験講座の動画では(04分34秒)です。これまで、動画を見ながら、要点のみ抜粋・抜書きの要領でおりましたが、以下、最大漏らさず、テープ起こし的に書き上げたところ、結構頭に入ります。動画は再生・停止が思いのままで、何度でも再生可能です。

以下が、その内容であり要点中の要点です。下記内容はすべて覚える。その上でテキストを参照すれば、効率が良いのではないでしょうか。

▼以下動画『日蓮大聖人の御生涯(教学入門)』のテープ起こし▼

大聖人の弘教は立宗宣言に始まる。

文応元年1260年7月、大聖人は「立正安国論」を時の実質的な最高権力者である北条時頼に提出して国主諫暁をされる。諫暁とは、諭し諌める(さとしいさめる)こと。仏法の立場から民衆を幸福にするため、平和・安穏の社会を築くための諌めであった。

ここで大事なことは、自界叛逆難(じかいほんぎゃくなん)と他国侵逼難(たこくしんぴつなん)という予言。自界叛逆難とは内乱のこと。他国侵逼難とは他国からの侵略のこと。立正安国論提出の時には、こうした戦争がおこるなどとは誰も想像していなかった。

しかし、大聖人は経典に照らして、仏法の眼から、このまま一国が誤った思想哲学を用いていけば、この二つの災難が起こると明確に予言された。この予言はどこまでも、民衆を守るための警告であった。そしてこれらの予言は後に的中する。

立正安国論の提出から大聖人への迫害が本格的に始まる。大きな迫害だけでも4度。

  • @松葉ケ谷の法難
  • A伊豆流罪
  • B小松原の法難
  • C竜の口の法難・佐渡流罪

それぞれの法難の具体的な内容を学んでおくこと。

竜の口の法難の時に大聖人は、発迹顕本(ほっしゃくけんぽん)をされる。発迹顕本で大聖人は、凡夫の身のままで、胸中に末法の御本仏のご生命をあらわされた。ここからの大聖人の御生涯は、末法のご本物のお立場に立ったものとなっていく。

故に、流罪地の佐渡において、テキスト66ページ下段から67ページにかけてあるように、

  • 人本尊開顕(にんほんぞんかいけん)の書である開目抄(かいもくしょう)
  • 法本尊開顕(ほうほんぞんかいけん)の書である観心本尊抄(かんじんのほんぞんしょう)

などの重書(じゅうしょ)を著された。

人本尊開顕の書である開目抄では、大聖人ご自身が末法の御本仏であることをあかされる。法本尊開顕の書である観心本尊抄では、私たちが受持している南無妙法蓮華経の御本尊の意義が明かされる。したがって、どれも、私たちの信仰にかかわる重要な御書であるということ。

テキスト68ページ上の段から69ページにかけて・・熱原の法難(あつはらのほうなん)という弟子が受ける難があった。この熱原の法難で、民衆が不惜身命(ふしゃくしんみょう)の信心を貫いた姿に、大聖人が呼応して、「出世の本懐(しゅっせのほんかい)」を遂げられたと宣言された。

この法難で大聖人の門下は異体同心の信心で戦い、特に青年「南条時光(なんじょうときみつ)」は同志を守るなど、活躍した。

テキスト69ページ中段・・大聖人は、弟子の日興上人を後継者として定め、広宣流布の一切を託されて、尊い御生涯を終えられた。

以上が大聖人の御生涯のあらまし。

▲以上動画『日蓮大聖人の御生涯(教学入門)』のテープ起こし▲

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一生成仏(教学入門)任用試験2013動画対策

この記事では、2013年11月24日に実施される任用試験の中の教学入門のうち、一生成仏(いっしょうじょうぶつ)について、創価ネットの任用試験受験講座の動画内容を整理して述べています。

一生成仏については、テキストにも「十界論と一生成仏」というように、密接な関係にあります。以下に、まず、動画内容のみ、まとめています。

一生成仏とは

一生成仏とは、今世で一生のうちに成仏できるということ。仏の生命はわたしたちの中にあるということ。

『成とは開く義なり(御書753ページ)』と、御本仏・日蓮大聖人は仰せ。自分のうちに具わる仏の生命を開くということ。現実世界の中で、なにものにも崩されない絶対的な幸福境涯を築くこと。

絶対的幸福な幸福とは何か?以降に続きます。

相対的幸福と絶対的幸福

相対的幸福と絶対的幸福について、それぞれの名称を覚えて違いがわかるようにしておくこと。とは、動画での指導です。

相対的幸福とは
物質的な充足や欲望が満たされた時の幸福。永続性がなく、外の条件が崩れれば消える幸福。

絶対的幸福とは
どんな境遇にあっても、生きていること自体が幸福、楽しいという境涯。外の条件に左右されないので絶対的幸福という。成仏とはまさに、この絶対的幸福境涯の確立を言う。

----------------------
と、ここまでが動画の要点です。

信心の根本目的は、私たち自身が仏の境涯を得ること。それはすなわち、絶対的幸福境涯を確立することです。

御本尊を信受して純真に自行化他の実践に励むならば、かならず一生のうちに成仏の境涯を得ることができる。これを一生成仏といいます。

成仏とは、特別な人間になるとか現実世界を離れた浄土に生まれることではなく、自分自身が本来もっている特質を生かしきって、自身を最も充実させていく【生き方】をすることなのです。

故に、成仏はゴールではありません。妙法を受持して、悪を滅し善を生ずる戦いを続けていく、その境涯が仏の境涯です。間断なく広宣流布に戦い続ける人が仏なのです。

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十界論(教学入門)A 任用試験2013動画対策

創価ネットの任用講座の十界論で触れていないが、テキストで太字の御文などに触れ、教学の基礎の十界論をもう少し深く学びましょう。時間の無い人はカット。

十界(じっかい)は、生命の状態あるいは境涯を10種類に分類したものです。十界論を学ぶことで、自身の境涯について的確に捉え、境涯変革の指針とすることができるようになります。そして、自身にも具わる仏の境涯を開きあらわすこと。そこに、信心の目的があることを学んでいきます。

十界に関する重要な御書の御文

如来滅後五五百歳始観心本尊抄(御書全集241ページ)
『数ば他面を見るに或時は喜び或時は瞋り或時は平に或時は貪り現じ或時は癡現じ或時は諂曲なり、瞋るは地獄・貪るは餓鬼・癡は畜生・諂曲なるは修羅・喜ぶは天・平かなるは人なり』

上記は以下のように、穴埋め問題の可能性大です。

『数ば他面を見るに或時は喜び或時は瞋り或時は平に或時は貪り現じ或時は癡現じ或時は諂曲なり、□□は地獄・□□は餓鬼・□は畜生・□□なるは修羅・□□は天・□□なるは人なり』

『数ば他面を見るに或時は喜び或時は瞋り或時は平に或時は貪り現じ或時は癡現じ或時は諂曲なり、瞋るは□□・貪るは□□・癡は□□・諂曲なるは□□・喜ぶは□・平かなるは□なり』

十界の各界に関する御書の御文

以下の御文についても【穴埋め】問題の可能性があります。

畜生界:『畜生の心は弱きをおどし強きをおそる(御書全集957ページ)』。

修羅界:『諂曲なるは修羅(てんごくなるはしゅら)』。へつらいあざむくことを諂(てん)道理を曲げて従うことを曲(ごく)という。修羅界の本質。

人界:『賢きを人と云いはかなきを畜といふ(御書1174ページ)』。

天界:『喜ぶは天』。

縁覚界:『世間の無常は眼前に有り豈人界に二乗界無からんや(御書241ページ)』。

菩薩界:『無顧の悪人も猶妻子を慈愛す菩薩界の一分なり(御書241ページ)』。

仏界に関する御書の御文

『日蓮がたましひをすみにそめながして・かきて候ぞ信じさせ給え・・・日蓮がたましひは南無妙法蓮華経に・すぎたるはなし(御書1124ページ)』。御本尊には御本仏・日蓮大聖人の仏界の御生命があらわされている。

『末代の凡夫 出生して法華経を信ずるは人界に仏界を具足する故なり(御書241ページ)』。法華経を信ずることができるのは人間としての自分の生命の中に本来、仏界が具わっているから。

『法華経を信ずる心強きを名づけて仏界と為す(日寛上人)』。この場合の法華経とは御本尊のこと。

餓鬼界:食欲が生命を維持したり人間を進歩させるが、その欲望を進歩の方向には使えず、欲望の奴隷となって苦しむ境涯を餓鬼界と言います。

十界の分類

十界の各界はしっかり覚えましたか?

  • @ 地獄界
  • A 餓鬼界
  • B 畜生界
  • C 修羅界
  • D 人界
  • E 天界
  • F 声聞界
  • G 縁覚界
  • H 菩薩界
  • I 仏界

地獄界・餓鬼界・畜生界・修羅界・人界・天界の6つの境涯を六道(ろくどう)といいます。

地獄界・餓鬼界・畜生界の三つの苦悩の境涯を「三悪道」といいます。

「三悪道」に修羅界を加えて「四悪趣(しあくしゅ)」といいます。

声聞界・縁覚界の二つを二乗という。

声聞界・縁覚界・菩薩界・仏界の4つの境涯を四聖(ししょう)といいます。

★十界互具(じっかいごぐ)といって、十界の各界が互いに十界を具えているます。

以上、十界論でした。

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十界論(教学入門)@ 任用試験2013動画対策

この記事では、2013年11月24日に実施される任用試験の中の教学入門のうち、十界論について、創価ネットの任用試験受験講座の動画内容を整理して述べています。

任用試験動画は全部で14本ありますが、長くて8分・短くて2分を切ります。この中に任用試験2013の出題内容が凝縮しているので、余分な事(教学に無駄はありませんが・・)を覚えるのに時間をかける前に、凝縮された要点を学んで参りましょう。

十界論とは何か

十界論は仏法の生命観の基本です。十界の生命(境涯)が一人の人間の生命に全て具わっている。今現在の境涯も縁に触れて変動するものであり、地獄の境涯すらも仏の境涯に変えていける。ということ。

十界論の学習の仕方

十界の各界が、いかなる生命境涯かを個々に学んでいきます。どの程度の深さで学んでいくかについては、以降、動画内容の記述程度と割り切っていきます。

十界(じっかい)とは

十界は「じっかい」と読みます(呼びます)。

十界論で説く境涯は、から仏界までの10の境涯で、地獄界が最低で仏界が最高の境涯です。十界とは、地獄界・餓鬼界・畜生界・修羅界・人界・天界・声聞界・縁覚界・菩薩界・仏界です。

地獄(じごく)界とは

瞋るは地獄(いかるはじごく)という。生命力の最も弱い境涯。生きていること自体が苦しい、何を見ても不幸に感じる、という境涯。

餓鬼(がき)界とは

貪るは餓鬼(むさぼるはがき)という。欲望が満たされずに苦しむ境涯で際限のない欲望による貪りに苦しめられていく境涯。

畜生(ちくしょう)界とは

目先の利害にとらわれて理性が働かない愚かな境涯。癡は畜生(おろかはちくしょう)という。

修羅(しゅら)界とは

自分と他者を比較して常に他者に勝ろうとし、勝他の念を強く持つ境涯こと。

人(にん)界とは

平静で人間らしさを保っている境涯。物事の善悪を判断して自分をコントロールする理性の力が働いている状態。

天(てん)界とは

欲望を満たした喜びの境涯。喜びは永続的ではなく一時的なもので真実の幸福境涯にはなれない。

声聞(しょうもん)界・縁覚(えんかく)界とは

動画では声聞界と縁覚界をまとめて解説している。

声聞界と縁覚界の2つを『二乗(にじょう)』という。二乗とは、無常の真理を得た境涯で、これに満足して、仏の真実の悟りを得ようとしない。自らの悟りにとらわれて利他の心が起こせない。これが二乗の境涯の限界。

菩薩(ぼさつ)界とは

「仏の悟りを求める求道」の実践と、「仏道修行の利益を他者に分かち与えていく利他の実践」の2つがある境涯。どんな悪人も妻子を慈愛する心を持つ。この慈愛を全ての人に向けていくのが菩薩の境涯の特徴。

仏(ぶっ)界とは

自身の生命の根源が妙法であると悟った広大で福徳豊かな最も尊い境涯。

以上の各界の要点のみ集中して覚えます。

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任用試験2015始動!問題集配布・受験講座(動画)も開始!


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任用試験2015情報はこちら↓。

創価ネットの任用試験2015 問題集と過去問題

任用試験2015 問題対策

以下は昨年の概要(ご参考に)。

任用試験の2014年度版問題集が組織でも配布される時期になりました。2014年(平成26年)実施の創価学会教学部任用試験は、11月23日(日)に実施。同日に昼の部(13時30分〜14時30分)と夜の部(19時〜20時)の2回、行われます。

2014本年の任用試験からマーク方式(マークシート方式)が導入されるようになり、配布された任用試験の問題集(模擬問題集)も、出題と解答がマーク方式対応になっています。

任用試験マーク方式の画像と実例

『教学部任用試験「教学講座」』の放映も各会館で実施が始まりました。任用試験に特化した動画の配信です。筆者在住の地域の会館では、10月23日(木)から26日(日)にかけて、つごう4日間、昼と夜の2回実施されています。

SOKAnet(創価ネット)では任用試験に関する「教学講座」を10月30日(木)〜11月22日(土)まで配信しますが、その内容と全く同じ内容の放映であるとのこと。PC(パソコン)でもスマホでも見ることのできる動画の配信なので、是非とも活用したいものです。

教学部任用試験2014 教学講座の概要

筆者も任用試験受験者の合格責任者として、会館放映の教学講座に参加しました。

平成26年(2014年)9月23日付けの聖教新聞紙上に掲載された、池田名誉会長の随筆『「行学の二道」を励み行け』の内容が紹介され、教学の研鑽・任用試験への取り組みの意義等について、全てはこちらに尽くされている、とのことでした。

2014年の任用試験試験範囲については、大百蓮華・平成26年8月号(任用試験特集号)に全て尽くされており、教学講座もこちらを「教材」にしていますので、教学講座参加の際は必携です。

任用試験と御書の研鑽

冒頭、今回の任用試験から導入されるマーク方式の映像があり、新時代を実感。

教学講座の任用試験の試験範囲の解説は、御書3編を含む全範囲について、極めて要点となる部分についてのみ、1時間弱の時間内に網羅され、走り抜けるような観がありました。別の言い方をすれば、かなりのボリュームの研鑽内容の中でも、出題内容は教学講座での指摘部分に絞られる・・ということかと思われます。

なお、学習の仕方の注意点として、教材の太字(ゴシック体)が大切、各学習項目の学ぶ順序はどこからでも問題ない(わかりやすそうなところから学習しても可)、御書については必ず声に出して拝読し心肝に染める、等が述べられました。

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